![](/info/oyakudati/images/no01.gif)
船内のスペースが小さく、ハイパロンやPVCのような柔らかい生地で作られた船体に艤装を施すのは頭を悩ませるところです。
魚探の取り付け方だけでも色々な方法があります。
今回はその方法の一部を紹介したいと思います。
![](/info/oyakudati/images/no02.gif)
一番頭を悩ませるのは振動子(センサー)の取り付けだと思います。
難易度が高いだけに様々な工夫が必要とされる箇所でもあります。
工具などは極力使わずに取り付けを済ませたい人には以下のような方法がお薦めです。
HONDEXのポータブル魚探で使われているような投げ込み型の振動子で使えます。
単純な方法に見えますが、実は最も魚探の感度を引き出せる方法でもあります。
この場合、振動子の底面は真っ直ぐ下を向いていなければいけません。船を走行させると向きが定まらないので正しく表示されません。
エンジンボート限られますが、ゴムボートの中で唯一の堅い部分であるトランサム板に取り付ける方法です。
[1.] の方法と同じく振動子が直接水中に入っているので感度は最高ですが、すぐ隣にエンジンがあるためノイズをを拾ってしまい使用できません。
ゴムボートに限らず、アルミボートやFRP船などでも比較的ポピュラーな方法です。右図のように万能パイプや専用金具などを使って取り付けをします。
吸盤取付金具を使ってゴムボート本体のチューブに貼り付けることができます。
この方法なら船外機から離れたところに取り付けることも可能。
よって、走行中に魚探を掛けることも可能になるわけですが、固定方法が吸盤なだけに外れやすいのが欠点です。
ゴムボートの表面がざらざらで吸盤が貼りつきにくい場合は、表面の滑らかなゴムのシートや幅広のテープなどを取付面に貼ると良いです。
アキレスから発売されているギョタッチメントを使えば魚探本体と振動子が簡単に取り付けできます。
ギョタッチメントの取り付けにはまず、ゴムボートに竿掛けモールドがついていることが必要。
また、ギョタッチメントに適合する魚探のモデルを予め確認しておく必要があります。
▶ギョタッチメント GY-1
適合機種:HONDEX HE-510II, 520, 6100, SONIX SSV-31L他
船底に貼り付けることができれば走行中の使用も全く問題なし。
布地の船底にシリコンボンドで固定をすればゴムボートのメリットである収納性が台無しになってしまいます。
ポリデントのような入歯安定剤を使って固定すれば取り外しも自由にできます。
![](/info/oyakudati/images/no03.gif)
ゴムボートの船内で一番安定しているのは椅子板の上に置くのがベストだと思います。が、アキレスのゴムボートでは標準1枚しかセットされていません。
許不要の3メーターサイズのボートでも2箇所取り付けできるようになっています。
椅子板はオプションとして販売されています。